用途指向形次世代モータの技術開発動向①: 可変磁束モータの進化

摘要

近年，自動車の電動化に伴い，永久磁石モータにおいてrnは、低速大トルク化と高速化という二律背反を両立させるrn要求が高まっている。そこで，現在、大トルク化のためにrn必要な磁力を得つつ，高速化では誘起電圧を小さくするこrnとができる，可変磁束モータの研究が盛んである(1)。言い換rnえれば，駆動領域内での高効率範囲の拡大の要求に対して，rn必要な速度-トルク特性を両立させるため，何らかの方法でrn界磁磁束を強め，または，弱める技術が必要となっている。rn本稿では，自動車用に限らず，可変磁束モータについて，rn用途指向形次世代モータと支援要素技術調査専門委員会にrnて調査した文献をもとに，磁束の調整方法により分類を試rnみ，平成26 年電気学会産業応用部門大会以降の進化に特化rnし，解析・試作評価結果について紹介する。