編集後記

摘要

·桜の花が散り始めると桜若葉が芽吹き始めます。花は満開になると次に若葉が出始めますが、九分咲きから満開になった後、花が散って再び花が九分となった時は、もはや九分咲きとは言わず、一部葉桜と呼ぶそうです。そして徐々に花と葉の割合が変化して葉の割合が増えていき、すべて新緑となった時点が葉桜となります。それ以降の、葉が茂っている状態はもはや葉桜とは呼びませh。つまり葉桜も、花の満開と同様、ごく僅かの期間だけを指します。そう考えると花のない寂しさを顕す言葉ではなく、あくまでも若葉の美しさ、花とは別の若々しさを意味する言葉であり初夏の季語、季題となっています。