マグネシウム合金はAlとZnを添加させたAZ系合金が一般的に使用されており,AlおよびZnはマグネシウム合金の耐食性向上の目的で添加されている.しかし,塩化物イオン等を含む腐食環境において合金にAlを添加させると応力腐食割れ(SCC)を起こし易く,Al添加量の増加とともにその傾向は大きくなることが言われている.AZ系マグネシウム合金のSCCに関する研究はW. K. MillerらやR. G. Songらによるものがあるが,割れ感受性に対するAl含有量の影響について調べた研究は少ないのが現状である.そこで本研究では,前報で得られた最適SCC試験条件を用いて,低歪速度(SSRT)法によりマグネシウム合金の割れ感受性に及ぼすAl含有量の影響について調査した.
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机译:镁合金通常用于AZ基合金与Al和Zn,为了提高镁合金的耐腐蚀性,加入Al和Zn。然而,如果将Al加入到包括氯离子等的腐蚀性环境中的合金中,则容易引起应力腐蚀裂化(SCC),并且据说趋势随着AL添加量的增加而变大。基于AZ的镁合金SCC的研究是W.K. Miller等人。和R. G. Song等人。Song等人虽然几乎没有研究Al含量对裂缝敏感性的影响,但很少有研究。因此,在本研究中,通过使用前一份报告中获得的最佳SCC测试条件,通过低变形率(SSRT)方法研究了Al含量对镁合金的裂纹敏感性的影响。
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