塩水港精糖㈱大阪工場の品質保証システムとサイクロデキストリンの開発#12539;製造#12539;引渡しにおけるISO9001認証取得経緯について

摘要

1999年3月，塩水港精糖㈱大阪工場の新たなシステム作りと顧客からの要求により，「ISO9001」認証取得に向けた取り組みを開始した。 当初，サイクロデキストリン部門に限定した取り組みであったが，最終的には，工場全体の改革に向けての先駆となった。 品質保証は，マネジメントであるという考え方が工場に浸透し，より良い製品作りのために改善が繰り返され，導入当時は日々「導入のための作業」に追われていた行動自体が，ある程度軌道に乗ってからは，顧客満足を得るための必要不可欠な道具として，力を発揮することとなった。