小規模CDM植林の促進に向けた実証モデル林の造成－インドネシアにおいてプロジェクト設計書を試行して－

摘要

京都議定書の第一約束期間（2008年～2012年）が今年から始まった。付属書Ⅰ国の排出量削減目標の達成に活用できる国際的な取り組みである京都メカニズムについては，すでにEU排出権取引市場が稼動し，クリーン開発メカニズム（以下CDM）プロジェクトの登録も進hでいる。　国連気候変動枠組み条約のCDM理事会（以下EB）により，CDMプロジェクトとして登録されれば，純人為的‘温室効果ガス”削減量が認定される。それに基づき発行されるクレジットを売却することにより追加的な収入も期待される。