森林経営を通じた生物多様性保全への貢献

摘要

社団法人国土緑化推進機構，日本製紙連合会との 共催で，当センターは平成22年5月26日に東京大 学弥生講堂にて「国際生物多様性年」を記念して， 「森林、林業、木材産業、製紙産業は生物多様性に どのように貢献できるのか」をメインテーマに， FAO-ICFPA環境講演会を開催した。本誌を借りて 4名の講師の講演内容を紹介させて頂きます。皆さhは，、「アバター」という映画をご覧になつただろうか。私はこの映画が今後15年-20年の間 にエポックメイキングな映画になると確信している。若い世代，消費者，政策の意思決定者に対して も影響を及ぼすことになると考えている。「アバター」の中で人類は他の惑星に行き，アン ォブタニゥムという鉱物を搾取する。その惑星で生活している生物や生態系への配慮は一切なされてい ない。巨大なブルドーザーが森林の中を，生態系に 全く配慮せずどhどh進hでいく人類の姿が非常に グラフィックな形で描かれている。