東カリマンタン州における40年前の口ギング、オペレーションを振り返って

摘要

表題のテーマで依頼を受けたものの、筆者は研究 者でも純粋な技術者でもなく、要領よく書けるか自 信がないがどうかご容赦いただきたい。まず、筆者の自己紹介を簡単にさせてもらいたい。1978年に現在の会社に新卒で入社したが、最初は 北米材の管理部門に配属され、数年後はシアトルか バンクーバーに行くものと思っていた。それが一向 にその気配もなく、ある日、直属ではないが大学の 先輩の上司に南方で口ギングをやらないかと誘われ た。話はそれきりだつたが、しばらくすると、突然 インドネシァ渡航準備という辞令をもらつた。入社 2年半目の事である。これがその後現在に至るまで の筆者の南方生活の始まりであった。