医生物学に於ける，数，物理法の進歩

摘要

振り返って半世紀以上も過去の私の足跡になるが，私が内科，就中腎心循環疾患を主要研究テーマにしていた時代，また同時に各大学病院で臨床検査部の創設時代に私が関与した多くの医学的診断情報の客観化は，画像情報から生化学的個別独立，各論情報であり，その総合判断法も決定論理に甘さはあった事は否めず，物理数学的情報が連続性，論理性が高かった事に関心を持って努力できた．