国際医用物理 生体エ学会議，京都大会1991

摘要

1991年7月7日から12日までの6 H間，第16回国際医用生体工学会議(International Conference on Medicaland Biological Engineering : ICMBE）と第9回国際医学物理会議(International Conference on Medical PhysicsICMP)の合同会議が，国際医用物理生体工学会議(World Congress on Medical Physics and BiomedicalEngineering）として阿部裕大会長（阪大医名誉教授）の下で京都国際会議場にて開催された． 副大会長は渥美和彦 先生（東大），飯沼武先生（放医研），斎藤正男先生く東大）で，ICMBEが日本で開催されたのは2回目であった． 1回目は1965年の束京大会（第6回ICMBE：大会長，阪本捷房東大工教授）であったが，当時のわが国の生体医工学（MBE)はまだ萌芽期であり，日本のMBE振興の起爆剤として開かれたものと思われる． 1985年のへルシンキ大会で1991年の開催地が京都に決定されたが，H本誘致のため多くの方々と一致協力したことが昨日のように思い出される（図1).