アノード酸化の科学と技術に関する国際シンポジウム（AST2008）

摘要

去る7月23日から25日にかけて，表面技術協会金属のアノード酸化皮膜の機能化部会（ARS）の主催（同協会ライトメタル表面技術部会，および韓国電気化学会キャパシタ部会は共催）で，International Symposium on Anodizing Science and Technology（AST 2008）が開催された，私は本シンポジウム実行委員会の一員として参加したので報告する。本シンポジウムは，北海道沙流郡留寿都村のルスツリゾートホテル＆コンベンションを会場として行われた。当地は洞爺湖畔よりも約20km北方の自然豊かな山間に位置するが，7月上旬に行われた北海道洞爺湖サミットでは敷地内に報道メデイアセンターを建設し利用された。会場まで公共交通機関を利用してのアクセスに不便なため，本実行委員会では新千歳空港から2台のバスをチャーターし，会場までのアクセスを確保するとともに，途中名勝に立寄るエクスカーションを企画した．道外および海夕もから参加していただいたほとんどの方にほ，この企画を通じて，登別温泉の地獄谷，有珠山口ープウェイを利用した登山ならびに有珠山山頂付近の散策に半日題どお付き合いいただき，硫黄成分を含む水蒸気を立ち上げをがら活動を続ける活火山と豊富な水と緑が相まって創作した神秘的でかつ雄大な景観を，北海道の爽やかな空気とともに十分堪能していただけたかと思う。初日のwelcome receptionでは，会場までの長い旅路と日中の散策のために乾いた喉と空腹を北海道ビールと道産バーベキュー料理で潤していただいた。