鉄道構造物（主として鋼橋）のメンテナンスの現状と最近の取り組み

摘要

我が国の鉄道は開業以来140年以上経過し，この間に多くの構造物が建設され，経年が100年を超えるものも少なくない．鉄道構造物は耽り替えが困難であり，富樫年化した構造物を，適切に維持管理を行いながら，今後も使い続けていく必要がある．本稿では，鋼橋を主体に鉄道構造物の現状と維持管華i！の概要を述べるとともに，鋼桶の維持管動こ関する最近の取り組みとして，モニタリング，リニューアル耐震補強に関する研究開発を紹介する．