JSSC藤野陽三会長、第85回報公賞を受賞

摘要

日本鋼構造協会会長の藤野陽三先生(橫浜国立大学先端科学高等研究院上席特別教授、東京大学名誉教授)におかれましては、このたび(公財)服部報公会から2015年度の報公賞を受賞されました。服部報公会は、昭和5年に㈱服部時計店(現在、セイコーホールディンタス㈱)の創業者であり初代社長の服部金太郎氏が、70歳の誕生日を迎えたのを機に、国家、社会の恩に報ずるために、私財を投じて設立された公益事業団体です。また、報公賞は、この服部財団が工学に関する研究を奨励援助し、もって学術および科学技術の振輿と進歩発展に寄与することを目的として行っている事業のひとつであり、工学の進歩に著しく貢献した研究業績に対し贈られるものです。昭和6年から毎年贈呈され、第8回報公賞には当時、大阪大学助教授であった湯川秀樹博士が「素粒子間の相互作用の研究」で受賞されています。