A Study of Practices of Sub-primary Department in Dewey School

摘要

1898年秋，デューイ実験学校幼稚部が8人の子どもたちで始まった。デューイと実験学校の教師たちは幼稚園とその後の教育を分断させるべきではなく，幼稚園から小学校への移行をスムーズにする教材と方法の選定が必要であると考え，また幼児期の子どもの発達段階を考慮した活動が構想され，実践された。本小論では，デューイ実験学校幼稚部の実践が具体的にどのようなものであったかを述べ，幼児期の子どもたちにとって適切で効果的な学習活動の組織化，幼・小の連携を円滑にできる活動のあり方について論じる。