A study of teachers ability which he catches pupliles remarks and response them properly on arithmetic classroom

摘要

算数の問題解決型授業では，子どもの発言の中に数理を表現する言葉がある。この言葉を教師が的確につかみ授業の目標の方向に位置づけること(Catch & Response能力と定義する)が求められる。ところが，このことが，教師にとってできないのである。本論文は，教師のCatch & Response能力の開発をめざして，仮説をたて，豊田市立高嶺小学校の協力のもとに多くの実験授業を通して帰納的に検証していったものである。結論として，丸ごと復唱法やwhatで問う発問などの有効な手だてが見つかったので，ここに報告するものである。