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敗血症性ショックに対する各種の一酸化窒素合成酵素阻害剤の治療効果 : 血行動態および組織病理学的変化に対する影響

机译:各种一氧化氮合酶抑制剂对败血性休克的治疗作用:对血流动力学和组织病理学变化的影响

摘要

敗血症性ショックに対する一酸化窒素合成酵素(NOS)阻害剤の治療効果を,血行動態,組織における一酸化窒素(NO)産生,凝固線溶系および組織病理学的変化に対する影響について検討した.エンドトキシンショックに対するNOS阻害剤の昇圧効果はドブタミン(DOB)の昇圧効果と比較検討した.ペントバルビタール麻酔ラットを用い,エンドトキシン(5mg/kg iv)適用によりショックを発生させた.NOS阻害剤としては,非選択的NOS阻害剤N^G-monomethyl-L-arginine (L-NMMA),相対的誘導型NOS(iNOS)阻害剤S-methylisothiourea (SMT)およびiNOSに親和性のより高いONO-1714を用いた.エンドトキシンの静脈内適用により,初期にはNO産生は認められず,1~2時間後より徐々にNO産生がみられるようになり,4~6時間後にピークとなり,血圧はショック状態となった.この時NOS阻害剤あるいはDOBを投与すると,SMTおよびONO-1714では顕著な低血圧の改善がみられたが,L-NMMAの作用は軽度であり,DOBでは有意な血圧の変化はみられなかった.エンドトキシン適用により,組織病理学的変化として腎,肺,肝および小腸について検討したが,組織の出血,浮腫,壊死および血管内微小血栓が認められ,これらはNOS阻害剤の投与により,改善はみられず,却って一部組織像の増悪がみられた.エンドトキシンショック時のNOの増加による低血圧はNOS阻害剤によるNOの除去により改善されるが,侵襲時のサイトカイン放出による組織因子の遊離および白血球の活性化を介する組織傷害は,NOS-NO系と関係なく,NOS阻害剤の影響を受けず,却ってNOの除去は組織因子等の作用を増強して,組織像の一部増悪がみられたと考える.敗血症性ショックに対するNOS阻害剤による治療に際して,この組織傷害性への対処の検討が必要であると考える.
机译:我们研究了一氧化氮合酶(NOS)抑制剂对败血性休克的血流动力学,组织中一氧化氮(NO)产生,凝血/纤溶系统和组织病理学变化的治疗作用。将NOS抑制剂的升压作用与多巴酚丁胺(DOB)的升压作用进行了比较,在戊巴比妥麻醉的大鼠中使用内毒素(5 mg / kg iv)诱发了休克,该大鼠是非选择性的NOS抑制剂。使用了NOS抑制剂N ^ G-单甲基-L-精氨酸(L-NMMA),相对诱导型NOS(iNOS)抑制剂S-甲基异硫脲(SMT)和对iNOS具有更高亲和力的ONO-1714。通过静脉内施用NO,在早期未观察到NO产生,在1-2小时后逐渐开始出现NO产生,在4-6小时后达到峰值,并且血压变为休克状态。服用NOS抑制剂或DOB可以显着改善SMT和ONO-1714中的低血压,但是L-NMMA的作用轻微,在DOB中未观察到血压的显着变化。应用内毒素后,检查肾脏,肺,肝和小肠的组织病理学变化,观察组织出血,水肿,坏死和血管内微血栓形成,并通过使用NOS抑制剂改善症状。相反,一些组织学被加重了,内毒素休克期间由于NO增加而引起的低血压可以通过用NOS抑制剂去除NO来改善,而在入侵过程中通过释放细胞因子来释放组织因子。而且,不管NOS-NO系统如何,由白细胞活化介导的组织损伤不受NOS抑制剂的影响,相反,去除NO增强了组织因子等的作用,导致组织学的部分恶化。因此,有必要考虑用NOS抑制剂治疗败血性休克时如何处理这种组织损伤。

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