Adrenalectomy for nonfunctioning adrenal tumors--comparison between open and laparoscopic surgery, and indication for operation

摘要

現時点の当科における内分泌非活性腫瘍に対する手術適応としては,腫瘍径が3cm以上であればただちに手術摘出と考えている。その場合の手術術式としては,腫瘍が浸潤性であれば開放性手術,腫瘍が限局性で6cm未満であれば腹腔鏡下手術(最近は経後腹膜的到達法による腹腔鏡下手術を行っている),腫瘍が限局性で6cm以上であれば開放性手術または経腹的腹腔鏡下手術を選択する方針としている。腫瘍径が3cm未満のものは,壁が不整で内部不均一なものやCTで増大してくるならば手術摘出と考えている。その場合の手術術式も腫瘍が限局性ならば腹腔鏡下手術の適応と考えている