Acute renal failure due to over-infusion in a child with bilateral obstruction of the pyeloureteral junction

摘要

2歳9ヵ月男児,脱水により急性腎不全となり,その後の急速な補液負荷が誘因となり両側腎盂尿管移行部の同時性閉塞,肺水腫が生じたものと考えられ,一時は生命にも危険を及ぼす腎不全状態となった.その後,一時的腎瘻のみで腎不全より改善し,腎瘻造影とWhitaker testにて尿管への通過を認めた為,手術を施行せず自然経過をみることとした