Clinical statistics on inpatient operations during a 27-year period at the Department of Urology, Mitsui Memorial Hospital

摘要

1)悪性腫瘍の手術が増加しており,特に腎細胞癌において著しかった. 2)尿路結石症において,ESWLの出現による手術件数及び術式の変化に対する影響は大きく,前立腺肥大症において今日その殆どが内視鏡的治療によっていた. 3)小児泌尿器科手術が激減していた. 4)1980年以降の超音波断層法の発達,普及が,悪性腫瘍,特に腎細胞癌の早期発見や尿路変更術,腎生検術の術式の変化など,泌尿器科領域の診断及び治療に与えた影響は大きいと考えられた