Studies on Leaf Analysis 8 : The Growth and Development of Leaf, Internode and Ear on the Main Stem of Rice Plant : Seasonal changes of size, dry weight and dry matter percentage of various parts of rice plant, and on the leaf size index

摘要

本実験は水稲葉分析の研究施行上の基礎資料として, 主稈各部の発育経過を把握するために1955∿58年の4ケ年にわたつて行つたものである。葉分析の目的は主に葉中の化学成分, 即ち葉の質的な面を主題とするのであるが, 一方量的な面(乾物量, 葉面積等)も収量に大きく影響する。本実験の結果は多くの既報と異らないが, 本地域における中晩性品種の一資料たり得る事, 並びに葉面積の実験より葉面積を表す指数を得たので報告する次第である。供試品種は農林37号で, 止葉は第16葉である。(1) 各葉位の活動持続期間