コストパフォーマンスを徹底追及した3次元板金設計CAD AutoPOL Designer for Windows 3次元モデルと展開図がフルタイム連携

摘要

スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマークの4カ国がある北欧はスカンジナビアと呼ばれエリクソン、ノキアを始めとした電気、電子機器関連企業が活発な事業を展開するハイテクランドでもある。 それだけに精密板金加工業が発展すると共に、そうした業界へ機械やシステムを供給する板金機械メーカーやコンピュータソフトベンダーの数も多い。 そんな中で創業15年目とソフトベンダーとして油の乗り切った壮年期の企業として注目を集めているのがFCC Software社である。 同社はスウェーデンのほぼ中央にあるフォールシェピン市にあり、開発を担当するプログラマが3名、営業担当者が1名で後はヘルプデスク担当者や経理·財務担当者のみで、スタッフの総勢（ま8名という小規模な会社である。 しかし、創業以来、板金加工業界向けに板金設計CADや展開CADを開発しており、世界的な汎用パソコンCADベンダーである、AutoCADのサードパーティーとしてAutoCADのMechanical DesktopおよびAntoCAD 2002との連動をベースに板金専用CADを開発している。 昨年11月には3次元モデルで板金設計すると、展開までの作業を一気通貫で行うことが出来るAutoPOL Designer for Windowsを欧米で発表した。 日本では同社の代理店である、アプリキヤド（社長·尾崎丈夫氏、東京都渋谷区渋谷1-10-1、　 TEL03-3498- 6235）が販売している。AutoPOL Designer for Windowsがリリースされたのを機会にFCC Softwaer社のアルフ·オカ·ハル社長が来日したので、同社の製品やスカンジナビア諸国の板金事情をインタビューした。