シート材から形鋼まで加工FO-MII RIで仕事を引き寄せる：FO-MII用治具を自社開発、セット軽減と加工領域拡大

摘要

「今まで形鋼は機械加工しか加工できないと思っていたのが、レーザでできるようになりました。それも、機械加工よりキレイでカンタンで早い。これは設計の概念を変えるのに十分なインパクトがありました。切る·削る、それらをまとめて当社で受注できます。大型構造物、形鋼加工にも柔軟に対応することで同社の加工領域は大きく拡がりました。やりたいと考えていた業種や仕事を全部やりたい。レーザを武器に、ここでうちは勝負を掛けたい」。「このレーザで加工して納品すると、『次もレーザで』と指定されるようになり、ますます出番が増えています。次も何か入れ替え導入するなら、絶対にレーザと決めています」。「レーザが入って営業がやりやすくなり当社の事業領域も拡大しました。おかげで5月以降は仕事が上向いてきました。東海地区の産業は自動車でもっています。車が動かないことには社会も動きません。案外、自動車が早い回復を見せたので、元気が出てきました。この調子で、ここ東海地域から元気を発信したい」植村社長は意気軒昂なところを見せた。