オークマの100％子会社で工作機械カバーの生産·調達を担当－デザインカバーの増加とコストダウンへの対応力を強化

摘要

同社の親会社であるオークマ㈱は、リーマンショック以降、工作機械の需要が世界的に拡大する中、業績の回復を加速している。さらに、超円高が進行する中、本社工場（愛知県丹羽郡大口町）·可児工場（岐阜県可児市）の主力拠点では生産効率向上の施策を推進し、リードタイム短縮と価格競争力強化に成果を上げている。また、本社工場では、さらなる生産効率向上に向け、設備更新や新鋭の工場棟を建設するといった大型投資計画の具体化も進められている。併せて、台湾と中国にある海外工場の生産能力増強と合理化投資も計画しており、中国·北京工場では、自動化ニーズの拡大に対応するため、横形マシニングセンタを増産する考えだ。