新興国需要で3年間は活況を見込む：複合マシンを含むレーザマシン3台で薄板から厚板まで幅広く対応

摘要

同社は1964年頃に、先代社長が電機·自動車関係のプレス·製缶加工をメインに行う工場を始めた。その後、1978年に（有）マルモ製作所として法人登記、1980年代中頃に現在地の富士金属工業団地に移転し、工作機械カバーなどの仕事を手がけるようになった。現社長の竹田敏宏氏は、学校卒業後の2年間他社で、マシニング加工、放電加工と金型製作全般を担当していた。その後、父親である先代社長が体調を崩したことをきっかけに家業の継承を決断、1995年に同社に入社した。プレス加工のコストダウンが激しくなり、量産品の生産が海外シフトする動きが活発化し始めた頃で、板金加工への本格的なシフトを考え始めていた先代の意志を継ぎ、同社は板金加工主体へと舵を切っていった。