ウイルスはなぜ恐ろしいのか～防疫意識を高めよう～

摘要

つい最近のこと、悲しい知らせがありました。鯉仲問であり親友の方の池でKHV病が発生してしまったのでず。　この方はとても神経質と言うか几帳面な性格で、整理整頓はもちろんのこと、網などの器具は1回1回必ず消毒をしてから使用する徹底ぶりでした。病気（KHV病）に対する意識が高く、何もなくても年に2回検査を行なっていました。今回も定期検診のつもりで受けたところ、思わぬ陽性反応が出たというわけです。　ご本人およびご家族も飼育鯉のことを、「この子たち」とか「あの子は」と呼ぶくらいの溺愛ぶりで、1日最低4時問以上は池の観察を欠かさず、ウロコ1枚の異常でも連絡をいただくぼどでした。そんななかでの検査結果。ご本人やご家族の気持ちを思うと胸が張り裂けそうになります。