セバスチャン·コンランが語る“キューブ＋コンラン”プロジェクト

摘要

5月17日，日産が"キューブ＋コンラン"および"キューブ·キュービック＋コンラン"を発表した．03東京モーターショーで発表されたプロトタイプの量産化（期間限定車）である．ヨーロッパ·デザインセンターをロンドンに移した日産は初めて試みるコラボレイションにコンラン＆パートナーズを選んだのである．ロンドンに拠点を置くデザイン·コンサルタント会社であり，建築，プロダクト，グラフィックスの3部門を擁している．栃木の二期クラブをはじめ，六本木ヒルズの店舗の一部や今は飛ばなくなったコンコルド機の内装，コンラン·レストランの内装／グラフィックス，そしてコンラン·シヨッブに並ぶ家具や食器類など，数多くのデザインを手がけてきた．コンラン＆パートナーズは，ロンドンのイーストエンドにあるグレート·イースタン·ホテルや，ロンドン，パリ，ニューヨークにある30 店以上のレストラン，さらに東京·丸の内や新宿，あるいは福岡にもあるコンラン·ショップを運営するコンラン·グループの傘下にある．キューブ＋コンラン·プロジェクトを指揮したクリエイティヴ·ディレクターのセバスチャン·コンランは，プロダクトとグラフィックス部門のヘッドでもある．