パロスヴェルデスからのメール：Now and in the Future－3次元移動空間を考える

摘要

最近はガソリンの高騰が止まらなくなった．1ガロン(3.8l)2ドルを超えている．SUVやSUTなど大型車の販売台数にどのように影響するのだろうか．2004年のアメリカ自動車販売台数は1700万台に達すると見られている．しかも成長マーケットは大型SUV/SUTばかりである．トラックの排ガス規制はどうなるのか．当分経済効果優先の政策だろう．アメリカの国土の1/22に充たない日本国．でも自動車販売はアメリカの1/3で600万台近くの市場規模である．だからアメリカを中心に石油産油国での利権の確保はますます重要な目標なのだ．日本に至っては95％以上が輸入に頼っているので問題は深刻である．さらに中国では市場経済の急激な発展と共に予想を上回る自動車需要の拡大を招き，ガソリンの需要は前年比30％アップし，3014万トンと世界の需要のバランスの変化が価格の上昇になったと見るむきもある．化石燃料は有限という認識はあっても，2ドル50セントになっても，ガス·ステイションに行けばガソリンはある．だからこうした心配をよそに家のガレージにはP，W，C（パーソナル·ウオータークラフト）が2台もあり，週末のライディングのために整備もされている．