GM“ハイウイア”－世界初のドライヴ·バイワイア付き燃料電池車

摘要

2つの先端技術を融合 この新しいコンセプトカーは02NAIASで発表された"オートノミー"をさらに発展させたもので，この時のデザインのベースとなっている技術コンセプトの現実性を実証することを目的としている．このデザインは2つの基本コンセプトで構成され，それらを組み合わせることによって自動車を再度定義しようというものである．その1はドライヴ·バイワイア技術で，これを最初に本格的に採用したのがベルトーネのコンセプトカー"フィロ"（01ジュネーヴ）である．その2は燃料電池技術·GM／オペルは以前に“ハイドロジェン3”（01東京）コンセプトカーでその可能性を実証している．オートノミーで提案されていたように，"ハイワイア"ではパワートレイン，制御系全般，機械部品，動力源が，スケートボード型のシャシーに組み込まれている．この“ローリング·シャシー”の上に乗用車キャビンとなる車体が10カ所の締め具で連結される．