ホンダ·フィット－人気者ゆえの手堅さと斬新さ

摘要

今後は車のサイズや価格によるヒエラルキーが消失するという見解から，新時代にあるべきスモールカーの形として2001年に発表されたのが初代フィットだ．相変わらずいまも車のヒエラルキーは存在するが，フィットは価格や年齢にかかわりなく乗ることのできる車として存在感を保ち続けた．その価値観は世界で認められ，現在では115ヵ国，累計販売台数は200万台を超える大ヒットである．ユーザーも老若男女，世代を超えて愛される車となった．そして登場した新型は果たして不動の人気を譲り受けることができるだろうか？