筑波アタック夏の陣

摘要

クルマがもっている性能はサーキットでテスするとよくわがるものだ。ここでは絶対的な速さではなく、操縦性や限界域での扱いやすさなど、公道ではとても実施できないクルマの性能をチェックすることができる。もちろん、サーキットだけがすべてではないので、日常的な性能は公道で評価することになるが。振り返ると80年代は怒湯のごとくエンジンのパワー競争が演じられていた。280ps自主規制があったおかげで、無茶苦茶なクルマが登場することはなかった。90年代はGT-RやNSXが誕生し、国際的にも日本車は評価されるようになったが、こうした高性能車はサーキットでないと本当の性能は評価できなかった。