強みを持つことは大切：ニッサン ラフェスタ 20S (Nissan Lafesta 20S)，トヨタ アイシス 2.OG U－セレクション (TOYOTA ISIS 2.0G U-selection)

摘要

昨年半ば、日産はその年に導入予定の6車種を同時披露という前代未聞の新車種発表会を行なった。 これらの6モデルにはすべて同じ「SHIFT－〇〇」という共通のキャッチフレーズが与えられており、テレビCMや雑誌広告で幅広く展開されているから、毎日のようにこのフレーズを見聞きしている人は少なくないだろう。 ニッサン·ラフエスタはそうして発表きれた6車種のひとつで、位置づけはリバティの後継モデルに当たる。 謳い文句の"SHIFT-open feeling"は、ルーフに設けられた巨大なガラスエリアの開放感を言い表わしたものだ。 「退屈な移動空間を新しい発見に変える」と主張きれているが、そもそも乗り心地に代表されるような快適性がきちんと確保されていなければ、心穏やかにドライブを楽しむことなどできない。 さてさて、ルノー·メガーヌと同じプラットフォームを使って開発されたというラフエスタの実力やいかに。 比較の相手は快適性で高い評価を得ているトヨタ·アイシスである。