シティバス，路線バスに中国製バスを初導入

摘要

香港の大手路線バス事業者の一つ，シティバス（城巴）は7月に中国製路線バスを初導入した。シティバスが導入したのは青年客車（ヤングマン）が製造したエアコン付ノンステップシングルデッカー16台である。シティバスは1990年代に北方尼奥普蘭（ベイフォン·ネオプラン）を購入するなど中国製バスの導入実績はあるが，路線車は初である。今回導入する青年客車は全長10.5mのJNP6105GRで，香港の捷聯車身工程がボデー架装したボルボB6 LEを代替する。なお青年客車の名前は，実は香港のバスフアンにとっては決して耳慣れない名前ではない。ランタオ島をエリアとするニューランタオバス（大惧山巴士）が，青年客車の車両を島内路線のほか深圳湾系統に起用している。同社の中国製バスの性能は上々という。