ASEAN、低価格でエコな小型乗用車の新車投入進む、タイEco CarではCVTが主流に

摘要

東南アジアでは、タイとインドネシアを中心に引き続き新車投入が活発だが、このなかで低価格とエコをキーワードとする製品ラインが急拡大している。タイでは、底難い需要のある1トンピックアップの全面改良が進んでいるが、一方で2012年前半までにEco Car政策による新車5車種が投入された。Eco Carでは、政策効果もあり従来製品より2割程度安く設定されているほか、燃費20km/l規制を受けてCVT搭載車が主流となっている。一方インドネシアでは、現地政府がLCGC政策の導入を検討しているが、これに対応して1億ルピアを下回る小型車の投入が進む見通しである。