九州のビルサツシ製販を一体化不二サ九州に分割継承、経営効率化

摘要

不二サッシ（嵯峨明社長）は11日、会社分割により不二サッシグループの九州地域における製販一体を目指した「九州地域製販一体新会社」を発足させると発表した。 10月1日付けで、同社九州支店の事業と、100％子会社である九州不二サッシ（前畑政富社長）のビルサッシ部門（ビルサッシの加工·組立並びに営業）の事業を、同じく100％子会社である不二サッシ九州（内田譲社長）に分割継承させる。 併せて、不二サッシ100％子会社の沖縄不二サッシと九州不二サッシ100％子会社の大牟田アルミ建材も不二サッシ九州の100％子会社とする。 これにより、不二サッシ九州は不二サッシグループの九州地域における製販一体の独立採算組織である「九州地域製販一体新会社」とし、迅速な意思決定を通じた顧客サービスの向上と製販一体の経常効率の追求によりグループ利益の拡大を図る。再編後の不二サッシ九州は売上規模70億円、従業員数130名となり、これに沖縄不二サッシ（売上規模5億円、従業員数21名）、大牟田アルミ建材（3．5億円、27名）の2社が加わる。