送受信モジュール2004の動向: 注目される10GbpsとPONモジュール市場の椅子取りバトル

摘要

光通信では、電気信号を光に換えてファイバに送り出し、対向するファイバ端でその光を受け取って電気信号に戻す、という方法で情報を伝えている。送り側ではEO（電気／光）変換、受け側ではOE（光／電気）変換を行うことになる。 EO変換を行うデバイスがレーザダイオード、OE変換を行うデバイスがフォトダイオード。 これらのデバイスは、LD（レーザダイオード）、PD（フォトダイオード）と呼ばれる素子とその周辺の電気回路などから構成されている。 さらに、この両方を合わせて、一つの箱に入れ、信号処理を行う回路などを積んだものがトランシーバ、トランスポンダと呼ばれる箱ものだ。 ベンダによって、この3つのレイヤーすべてを手がけるもの、いずれかのレイヤーのみにフォーカスするベンダがある。