発生材に関するアンケート調査表集計結果報告

摘要

再生アスファルト合材の製造数量と新規アスファルト合材の製造数量が逆転したのは平成11年度であった。 その後も再生アスファルト合材の製造比率は高まり、それに伴い各地区から発生材の需給バランスが取れず苦慮しているとの報告を受けている。 このような背景のもと、資材#12539;流通委員会では、昨年に引き続き平成16年4月から5月にかけて全国のアスファルト合材工場及び中間処理工場を対象に、「発生材に関するアンケート調査（平成15年度）」を実施した。 本アンケートは、発生材の受入方法、処理量、需給バランス、設備等を対象に実施しており、調査表の回収率は82％であった。 また、設問毎に回答数が異なるため、回答を寄せられた工場数を母数としてデータを整理し、明らかに異常値と思われるデータは対象から外した。 今回は、本アンケート2年目の集計結果について、若干の考察を加えて報告する。