プライミング処理で 発芽が揃う直播きァスタ—

摘要

仏花からアレンジメントまで活躍する一年草ァスタ1-は、発芽率や癸芽揃いが悪くなりやすいため、移植栽培が.一般的だそうだ。でも佐賀県太良町の山ロ秀行さんのアスクーはすべて直播き。しかも発芽がバッチリ揃うのだ。発芽さえうまくいけばァスターの直播きはいいことだらけ。定植のときの根傷みや根巻きによる苗の老化がないから、生育が早く丈が伸びてよく揃う。山口さんの発芽の技、それが「ブライミング処理」だ。プライミング処理とは、タネに水をちょつとだけ吸わせて発芽直前の状態にすること(二〇一〇.年三月号参照)。種苗メー力ーから出ているブラィマックス種子(サカタ)やエタセルプライム種子(タキイ)なんかも、プライミング処理したタネだ。