革新的繊維構造制御技術から生まれた'シルックデュエット'

摘要

超高速紡糸の基礎研究過程で発見された革新的な繊維構造制御技術を、「新合繊」の分野に応用することにより、高付加価値と工程省略による合理化を両立させた新商品「シルックデュエット」が開発された。 従来、紡糸混繊による低収縮糸と高収縮糸の混繊においては、膨らみやソフト感が不足する間福があったが、「シルックデュエット」では革新的な繊維構造制御技術により、混繊糸間の収縮率差を拡大し、紡糸混繊であっても充分な膨らみとソフト感を実現することに初めて成功した。 本製品は薄地シルキー素材としてH15年2月に上市された後、市場で好評を博し、更なる拡販が予定されている。