行動認識アプリケーション向けドメイン特化型言語LOARAの設計と評価

摘要

行動認識アプリケーションの開発上の課題として，1）開発に必要な知識がプラット、フォームとパターン認識の2つの分野をまたいでおり，高度な技術が必要となる，2）精度を向上させるにはパラメータチューニングを行いながら再実装を繰り返す必要があるため工数がかかる，が挙げられる．そこで行動認識アプリケーション開発にドメイン特化型開発を導入することで，課題の解決をはかる．ドメイン特化型開発では，DSLと呼ぶ特定ドメインのアプリケーションを効率的に開発するための言語を開発しアプリケーション開発を行う．本論文では，行動認識向けDSLであるLOARAの設計，および実装して評価を行った結果を示す．