建築設備分野における取観みと学会への期待·提言メーカーの取組み（その1）

摘要

1970年代の二度にわたるオイルショックや，COP3京都会議（1997年）を経て，節水·省エネルギー関係の生産技術や商品の開発力は飛躍的に向上した。 給排水衛生設備機器業界においても，2010年±2年までに温室効果ガスの平均排出量の6％削減約束（1990年比）を目標に，サステイナブル社会づくりへの一翼を担うべく，急ピッチで検討されている。 今回はT社における専業展開，具体的商品事例から企業の現状?取観み括動の報告と，学会への期待·提案について述べたい。