産業向け大型ベルチエクーラーなど新事業を強化

摘要

今年6月に岡野電線の社長に就任した松原邦弘社長はこのほど、本誌「OPTCOM」のインタビューに応えて、売上高全体でのNTT依存度が50％以上を占めている状況について、「NTT のコストダウン要請にきちんと対応して、NNIT向け売上高の絶対額を維持#12539;増額することを図るとともに、その他既存製品の売上増加や新規製品の売上拡大などでNTT依存度を下げていくことが、大きな経営課題である」と語った。 また、松原社長は今後の新規ユーザー開拓について「稲尾前社長時代から新事業の開発に取り組んでおり、アナログPD モジュールや産業向けベルチェクーラーなどでその芽が少しずつ出てきている。 ペルチェクーラーは、古河電工のサーマル#12539;マネジメントとも連携して展開していきたい」と強い意欲を示した。