大規模化と機能複合化を推進するプレハブ駐車場「メタルパーク」

摘要

現在，都市部の過密による駐車場不足は深刻な問題である。 違法駐車の即時取締りなど道路交通法の改正にともない？ ますます駐車場の需要が高まっている。このようか状況の中，市街地活性化において駐車場の果たす役割は大きい。プレハブ駐車場は防災面や構造面において国土交通大臣の認定を取得することにより，安価でかつ短工期というような大きなメリットを有する自走式立体駐車場である。この特性から景気低迷が続く草も堅調に推移してきた。 プレハブ駐車場は1層2段あるいは2層3段といった比較的小規模の単体駐車場が主流であったが，ここ数年で飛躍的に高層化が進み，現在では5層6段型，延床面積は最大で2万m~2まで建設可能となった。 また，店舗など施設併設の複合型駐車場や各階床面積制限の拡大により2000台規模の駐車場が個別認定を取得することにより供給できるようになった。 JFEシビルは精力的に新しい型式の認定を取得しメタルパーク（旧名KPパーク）の品揃えを充実させるとともに．個別認定による大型駐車場建設の実績を積み重ねることにより中小型から大型まで多様なニーズに対応している。本報告では，メタルパークの特徴および施工例について記述する。