基底ベクトルのスパース化によるカーネル非線形部分空間法の高速化

摘要

かネル非線形部分空間法において，各部分空間の基底ベクトルをスパースにすることによって，データを部分空間に射影するのに要する計算時間を削減する方法を提案する．本提案法を顔の検出に適用してカーネル非線形部分空間法の高速化の効果を検証する．またスパースな基底ベクトルを求める方法として固有値問題のべき乗法に基づく反復修正法も示す．