エネルギー伝送用アレイ型半導体レーザーの光フィールドに関する基礎検討

摘要

自動車等を対象とした、エネルギ岬空間伝送用高光出力半導体レーザーの検討を行っている。 自動車の駆動には、kWオーダーのエネルギーが必要となるため、半導体レーザーを用いてエネルギー空間伝送を考える場合、特にその高光出力化が重要な課題となってくる。 これまで報告されているkWクラスの高光出力が可能な半導体レーザーとしては、アレイ構造が報告されているが、エネルギー空間伝送用途として考えた場合、各アレイ同士の光干渉に起因した空間伝送後でのエネルギー伝送効率の低下等が放念される。本研究では、エネルギー空間伝送用光源としてアレイ型半導体レーザーの適用可能性、特にエネルギー伝送効率の観点からの検討を行ったので報告する。