工事に伴う取水停止時の運用計画

摘要

水道施設は刻々変動する水需要を勘案しながら運転されている。 水源での水質事故や施設の故障、工事等で施設を停止する場合は系統切替えや貯留施設を活用して可能な限り給水への影響を回避するよう施設が運用される。 このような水運用は水源や設備の状態と需要を整合させて安定給水を維持するために必須の業務である。神祭川県内広域水道企業団（以下企業団）では平成13年3月から平成16年11月の工期で社家#12539;伊勢原間に内径1,650mm導水管（以下相互融通連絡管）を布設しているが、既設導水トンネルの計測及び歪計設置を行うため、平成13年9月18日から21日の間に2回、前例のない長時間の導水停止が必要となった。