ブリスタディスクの機械的因子がナノコンポジットの分散性に及ぼす影響

摘要

二軸押出機に応用する点において，このブリスタディスク単体の混練効果を把握する必要がある．また，ブリスタディスクの機械的因子（貫通孔の穴径，穴個数，ディスク幅）がどの程度分散性向上に寄与するかを把握する必要がある．よって本研究において，代表的な汎用樹脂であるポリプロピレン（以下，PP）及びカーボンナノチューブ（以下，CNT）のナノコンポジットの系を代表例とし，ナノコンポジットに対してブリスタディスクの機械的因子がどのように分散性に寄与するのかを明らかにすることを目的に実験を行った．