シセオリユウの東奔西走中国環境記/第9話若林環境大臣の訪中-東奔，然る後，迷走

摘要

2007年8月29日，北京から東京の家に帰ると一通の手紙が届いていた。 都内在住の轟さんというご婦人からの手紙で，8月11日成田から北京へ向かう機中でご一緒した方だ。 出発が2時間ほど遅れ，北京のホテルに迎えに来る友人との約束の時間に間に合わなくなると心配されていたので，北京空港到着直後の機内で携帯電話をお貸しし，友人との連絡を取るのを手伝ってあげただけなのだが，ひどく感謝されてしまった。 自分にも経験がある。 その昔，携帯電話があまり普及していなかった頃，家族と大連の空港で待ち合わせていたのだが，家族の乗った飛行機が霧のため着陸できず藩陽まで連れて行かれて，結局そこに一泊することになってしまった。