電源層を遮へいする層構造による多層プリント板からの不要電磁放射の低減

摘要

多桐プリント収では，電源－グラウンド層共振による大きな放射が発生する．電源－グラウンド層の周囲端部が開放の平行平板構造である限り，放射を完全には低減できない．そこで，電源-グラウンド層構成をグラウンド-電源-グラウンドの対称層構成とし，二つのグラウンド層の周囲端踊を接続し，電源層を過へいする層構造をもつプリント板を桝たに拙塞する．本プリント板は，放射をピークが観測されないまでに低減できること，そして，イ吉川トレM?スに人力された偶力が，ほとんど放肘砥力に変換されないことを失験的に確認した．更に，本プリント板は放射低減のために搭載する電子部品や配線領域は必要としないため，今後の高密度実裝を実現していくためにも非常に效果的である．