21世紀海洋の利用と保全意義と課題

摘要

2005年7月、地球深部探査船“ちきゅう”が完成、今後、搭載機器のテスト、乗員の訓練、試験航海などがつづけられ、2007年から始まる本格運用にそなえることになる。 日本の海洋科学技術もここにきてようやく世界のトソプグループの仲間入りを果たして、その海洋コミュニテイの共同行動に貢献することになるとともに、21世紀科学技術のフロンテイアのひとつ、海底下の世界の探検において、先陣を承る栄誉をも担うことになることが可能になろうとしている。