PACK EXPO International 2002にみる: アメリカ包装界の最近の動向

摘要

2002年は4月にinterpack，6月にWorldPak 2002，10月東京パックそして11月PACK EXPO International 2002と世界の包装市場の70～80を形成している包装主要国の展示会が相次いで開催された。 景気の低迷，テロ事件の多発等の背景の中で世界の包装界がどのように変貌してしようとしているか。従来の技術のトレンドの現状をPACK EXPOカンファレンスと展示情報をもとに市場への展開状況の調査を報告する。 アメリカの包装界は中国市場に積極的である。 PMMIはすでに上海に事務所を開設して傘下会員の中国進出を図っている。 讣夹g士包装物流会」が毎年行っている海外視察で2002年は上海であった。 この際の視察知見も紹介する。 本報告での見解記述は筆者が以前から蓄積した情報に基づき新規の情報の咀嚼・解釈を記したものであり，情報発信源の直接確認を取っているものではない。 読者は筆者の所見を参考にして個別の調査・活用に発展して頂くことを期待する。