VR商店街アプリにおける言語の入力方法に関する検討

摘要

近年，仮想現実（VR）に関連する技術は，様々な分野で活用が期待されている技術の1つとなっている．特に，VRヘッドマウントディスプレイを利用することで，簡単に現実世界では体験できないことを疑似体験可能なことが特徴である．先行事例として，没入感を活かした映像作品や技術職の研修機材，VRショッピングなど幅広い応用例が提案されている．これまでに，我々は，仮想現実を利用した仮想商店街システムを提案している．本稿では，その中で問題となっているコミュニケーション方法，特に発言を入力する方法について取り上げ実験的アプローチから比較検討する．